遺跡概要

西沼田遺跡について

天童市西沼田遺跡公園は、
昭和60年の県営圃場(ほじょう)整備事業に伴う発掘調査により、
6世紀を中心とする古墳時代後期の農村集落遺跡であることが確認され、
昭和62年に国史跡として指定を受けました。

平成16年度までの調査により、
平地式住居14棟、高床倉庫2棟が確認されたほか、
河川跡や水田に伴う畦畔(けいはん)状遺構、
溝、井堰(いせき)などの遺構が確認されています。

また、建築部材や木製の農具、炭化米やクルミ、桃の種といった
有機質の遺物も大量に出土し、私たちの祖先が暮らした古墳時代の暮らしを
総合的に知ることのできる貴重な遺跡です。

ムラのくらし復元プロジェクト

・糸を作って布を織る

 2014年 カラムシの栽培開始
 2015年 傾斜式棚機の復元
 2016年 たたり、紡錘車、かせい、舞の羽、糸巻の復元

・米作り

 2007年 稲作開始
 2020年 鋤、鍬の復元
 2021年 鎌の復元
 2021年 古墳時代の水田実験開始

・いにしえの音色

 2018年 琴の復元

・種子大型化の謎に迫る

 2017年 ツルマメ、ヤブツルアズキの栽培開始

西沼田遺跡発掘調査年表

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